OS08 メガネなしAR技術の社会実装

オーガナイザ

  • 天野敏之 (和歌山大学)
  • 山本裕紹 (宇都宮大学)

概要

総務省の情報通信白書によれば,2030年までにはメタバースの世界市場が79兆円に拡大すると予測されている.また,内閣府の第5期科学技術基本計画では,「仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステムにより,経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」(Society5.0)が我が国が目指すべき未来社会の姿として提唱されている.本セッションでは、そのようなSociety5.0を実現する拡張現実感技術の中でも,特にHMDやスマートフォンを必要としない「メガネなしAR技術」に焦点を当て,「プロジェクタカメラ系を用いた演出技術」や「再帰性反射を組み合わせた空中像提示技術AIRR」の社会実装事例を紹介する.また,参加者との議論からメガネなしARの未来と産業応用の可能性を模索する.

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